右脳でまなぶ

当園の右脳教育の取り組みは、心を育て、人への思いやり、優しい心を育てるというねらいを目的としています。

右脳と左脳って?

脳は、大きく左脳と右脳に分けられます。

左脳:言語で情報を処理したり、思考を行ったりする
学習法は、理解中心で、記憶の仕方は一つひとつを線で結ぶよ うに記憶しようとする直列処理方式です。

右脳:イメージで情報を処理したり、思考を行ったりする
学習方法は、暗記に重点を置き、記憶は並列処理方式で働き、  ひと目で見たもの全体を記憶する写真記憶とも呼ばれている記憶法です。


思考力や創造性の基本は記憶

思考力を育てるためにまず良い記憶力を育てることが大切です。

記憶には、脳の表面にある側頭葉に働く、言語性の記憶(側頭葉記憶)と、脳の奥深くにある海馬(かいば)に働く、イメージ性の記憶(海馬(かいば)記憶)とがあります。

海馬には、左脳の言語性の海馬と右脳のイメージ性の海馬があります。

右脳のイメージ性の海馬を開けば、驚くほど多様で質の高い能力を得ることができます。
この右脳の海馬は、暗唱を繰り返し続けること(只管(しかん)暗唱)によって開けてきます。


脳の発達と教育

3歳までは左脳はあまり開けず、右脳が優位に働いています。

3歳を過ぎると、左脳が優位脳に変わっていき、6歳を過ぎる頃には、イメージによる思考は優位性を失って専ら、言語的思考のみを用いるようになります。右脳が優位な幼児期に、右脳のイメージ力を開き育てていくことが大切です。

これまでの教育は主に、左脳を使った教育で、どちらかと言えば、競争対立を生み出す教育でした。
右脳教育の考え方は、子どもが本来持っている高い潜在能力を引き出し、身につけさせることを教育と考えます。左脳の世界は、「自己中心」、右脳の世界は、「相手中心」で、自分が相手に同調しなければ、波動情報は伝わって来ず、競争対立感の強い間は、いっこうに右脳の能力は現れません。

右脳は、心がリラックスしているときに開けてきます。
子どもを学力中心の見方で見るのをやめて、子どもを認め、誉め、愛して育てる「心の子育て」をすることにより、子どもの心はリラックスします。
右脳教育は「心を育てる」ことを大切にし、「人への愛と一体感」を大切にする教育で、子どもの心と体を統合させ、バランスのとれた感覚を育てます。


明倫幼稚園の右脳教育

左脳が働いている状態から、右脳が働く状態へと切り替える為に、音楽、深呼吸、イメージトレーニングで心を落ち着かせ脳波をα波にします。

子どもの心がリラックスした時に、只管(しかん)暗唱、カード等身近な教材を使い、教師が一人ひとりを認めながら楽しく取り組むようにしています。

最近では、幼児教育にも多くの説が語られるようになり、「早期教育の弊害」や「右脳だけを発達させることは出来ないので右脳教育は誤りである」等の意見もあります。脳科学の研究も進み、新しい発見もあるようです。

明倫幼稚園では、早期教育として知識を詰め込むといった捉え方で右脳教育を進めているのではなく、心の教育を基盤として、右脳のよりよい発達を促すことを目的とした【適期教育】としての右脳教育に取り組んでいます。

右脳教育は、今すぐに効果の現れるものではありません。
しかしながら、この時期に取り組まなければ期を逃してしまうかもしれません。人間形成の最も重要な幼児期に、大切な子どもの心を育てるため、地道に取り組んでいきます。